【松田優作が愛した】Early Times Yellow Bottle (アーリータイムズイエローボトル)

Early Times Yellow Bottle (アーリータイムズイエローボトル)の特徴

バーボンの有名銘柄であるアーリータイムズのスタンダード。1860年から存在します。

禁酒法の時代には医療用ウイスキーとして適用が免除されました。

Early Times Yellow Bottle (アーリータイムズイエローボトル)の味わい

スタンダードなバーボンらしく、安定感のある味わい。

樽の香りもハッキリしていて重厚な味わいがあります。

Jack Danielsなどの少しクラスが上がるバーボン(厳密にはJack Danielはバーボンではないですが)に比較すると、若干酸味が強くて単調な印象もあります。

また熟成年数が短いのか、チクチク感というか、若い蒸留酒特有の荒々しさ、ひらたくいえば「トゲ」が感じられます。

このトゲが、松田優作のようなハードボイルドに愛される雰囲気を生み出しているのかもしれません。

またトゲがあるといっても、密造酒をイメージしているためにほぼ熟成なしで作られるジョージアムーンに比較して、樽熟成の偉大さを感じるくらいには十分なクオリティです。

松田優作とEarly Times Yellow Bottle (アーリータイムズイエローボトル)

アーリータイムズイエローボトルは、松田優作が愛したバーボンとしても知られています。

瓶のナンバーと命日がともに116(116本目と11月6日)と、奇跡的な偶然が起こったことでも有名です。

この優作のボトルは今でも、下北沢のジャズバー、レディージェーンにあるそうです。

このオーナーの大木さんと、俳優原田芳雄が封蝋して飲めないようにしたとのこと。

またこのレディージェーンはくりーむしちゅーの上田晋也も足を運び、「マスター、俺もこれで優作に一歩近づいたかなあ?」とよくこぼしているそうです。

おそらく、上田晋也もアーリータイムズイエローラベルを飲んだんでしょうね。

 

またアーリータイムスは、沢木耕太郎の著書『バーボン・ストリート』のなかのエッセイ、『トウモロコシ畑からの贈物』で紹介されていました。

私は棚のラベルを順に見ていって、アーリー・タイムズを頼んだ。このバーでは、アメリカの酒がふさわしいような気がしたのだ。飲んでみると、これが予想外においしかった。噛むとトウモロコシのかすかな甘味すら感じられた。それまでもバーボンを飲んだことが無いわけではなかったが、さほど強い印象は受けなかった。もしかしたら、それはアーリー・タイムズのおかげではなく、静かなバーで、ひとり女性を待っているという、その時のシチュエーションのせいだったかもしれない。

(中略…)

バーボンの味をはじめて気づかせてくれたあの六本木のバーは今はもうあとかたもなく消えてしまったし、その時そこで待ち合わせしていた女性とはもうすっかり会わなくなってしまったが、私は依然として酒場へ行き、トウモロコシ畑からの贈り物を呑みつづけている。

なんとも文学的な表現で素敵ですね。沢木耕太郎氏はこの経験から、バーでは必ずバーボンを頼むようになったそうです。

Early Times Yellow Bottle (アーリータイムズイエローボトル)の総評

バーボンの代表的な銘柄のひとつとして恥ずかしくない、安定感のある味わい。

Jim Beamのような飲みやすいバーボンに飽きたら、次に試してみると良いと思います。

ぜひ楽しんでみてください!オススメです!

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