「鶴」の表ラベル

「鶴」 – 政孝の遺作

「鶴」とは

「鶴」とは、ニッカウヰスキーブレンデッド・ウイスキーを代表してきた高級銘柄です。ブレンダー竹鶴政孝の遺作でもあります。

「鶴」について

「鶴」の表ラベル
「鶴」の表ラベル

「鶴」は、ブレンダーとしての竹鶴政孝の遺作です。のちにブレンダー竹鶴威によって「鶴17年」がリリースされますが、竹鶴政孝は年代表記は反対の立場でしたから、必ずしも17年の方が良い銘柄であるとは限りません。

むしろ、17年未満の良い原酒も使える点を加味すると、こちらのノンエイジ銘柄の方が美味しいと言えるかもしれません。もし竹鶴政孝がまだ存命であれば、17年もの以上の原酒をブレンドした「鶴」17年と比較されたとしても、ウイスキーの質において、全く負けているとは思わなかったでしょう。それほどの完成度であると思います。

「鶴」の香りと味わい

鶴の裏ラベル。
鶴の裏ラベル。

さて、そんな「鶴」をテイスティングしたのは2016-09-23、小樽市内のニッカバー「リタ」にて。こちらもメニュー表になかったので、バックバーにあったものを目ざとく見つけてオーダーしました。

「鶴」は一般流通はなくなり、蒸留所限定銘柄となっています。買えば一万円強します。しかも、余市蒸留所内の有料試飲所「ウイスキー倶楽部」ですら飲むことができません。とにかく貴重なのです。ニッカバー「リタ」で飲めたのは僥倖でした。

まずは香り。シェリー、フルーツ香。カフェグレーン。未熟成感なし。スモーキーさ、ピーティさは殆ど感じられませんが、奥にほのかに残ります。味わいも相当スムースです。

はっきり言って、まったく「鶴」17年に引けを取っていません。余市蒸留所ウイスキー倶楽部で飲んだ「鶴」17年はショットグラスで、この「鶴」はテイスティンググラスでしたから、「鶴」17年にハンデはあるものの、それを差し引いてもこの「鶴」自体の素晴らしさは手放しで賞賛できるものだと思います。

「鶴」の総評

「鶴」は、圧倒的なクオリティのブレンデッド銘柄であるだけでなく、ブレンダー竹鶴政孝の遺作としても非常に価値が高いものです。バーや店舗で見つけられた際には是非ためして見ていただきたい銘柄。おすすめです!

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