ウイスキーノート

【熟成のピーク】富士山麓シグネチャーブレンド

赤坂の富士山麓のイベントブース。シグニチャーブレンドを彷彿とさせる色使い。

富士山麓シグネチャーブレンドとは

富士山麓シグネチャーブレンドは、キリンの富士山麓シリーズの上位銘柄。販売チャネルが制限された限定銘柄です。

富士山麓シグネチャーブレンドの香りと味わい

富士山麓シグネチャーブレンドをテイスティングしたのは、赤坂の期間限定イベント、富士山麓 Experience Barにて。富士御殿場蒸溜所の田中城太マスターブレンダーとお話する機会もあったので、「この方がお作りになったブレンドか…!」と思うと香りと味わいも格別というものです。

さて、その味わいですが、スタンダード銘柄である富士山麓 樽熟原酒50°に比べ、非常に力強い味わいになっています。

ハニー、シナモン、花の香り。バーボン樽由来の甘い香り。味わいも相当にビター。

この富士山麓シグネチャーブレンドは、樽ひとつひとつで異なる熟成のピーク(=マチュレーションピーク)を迎えた、つまりベストのタイミングで樽出しされたベストの状態の原酒のみを用いられています。それが、この濃厚な香りとビターネスにつながっているのでしょう。

シングルカスク銘柄であるブラントンや、ジャック・ダニエル シングルカスクに近い、樽感の強い味わいです。

富士山麓シグネチャーブレンドのまとめ

この富士山麓シグネチャーブレンドは、マチュレーションピーク原酒のブレンドを楽しめる素晴らしい銘柄です。

購入できるのは、富士御殿場蒸溜所とキリンの公式サイト「DRINX」のみですので、そうしたところで買い求めるか、あるいは巷のバーなどで見かけたらぜひお試しください。おすすめです!

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