今回は、アイリッシュ・ウイスキーであるジェムソン(Jameson)を使ったカクテルでバーテンダーのコンペを行うイベント、JAMESON BARTENDERS’ BALL JAPAN 2016にご招待いただきました。 続きを読む 【イベントレポ】JAMESON BARTENDERS’ BALL JAPAN 2016
カテゴリー: アイリッシュ・ウイスキー
アイリッシュウイスキーとは、アイルランドでつくられるウイスキーのこと。伝統的には、5種類ほどの穀物をシングルポットスチルで三回蒸溜することが特徴です。
歴史的にはスコットランドより早くウイスキーが作られていたと言われており、以前はアイルランドの主要産業の一つと言われていました。
新大陸、つまりアメリカをメインマーケットにしており、大変な隆盛を誇りましたが、アメリカの禁酒法(1920~1933)の影響を受け需要が激減。政府の禁輸措置によってアイルランドのウイスキー産業は壊滅状態になっていました。
近年、ブッシュミルズやクーリーといった蒸溜所が復活し、徐々に産業も大きくなってきています。なかでもJameson(ジェムソン)やPowersなどの有名銘柄を抱えるミドルトン蒸溜所は規模も大きく、アイリッシュ・ウイスキーを牽引する立場です。
近年の話題としては、ウィリアム・グラント&サンズ社によるタラモア・デュー蒸溜所の新設(1954年閉鎖からの復活)です。もともとミドルトン蒸溜所で作られていたタラモア・デューのブランド権を持っていたのですが、2014年にタラモア・デュー単体の蒸溜所を作りあげました。
さらに、近年ではクーリー蒸溜所を買い上げたジョン・ティーリング氏のグレーン原酒供給の活躍によりアイルランドの蒸溜所が多数復活を遂げています。2017年現在、建設中のものも含めると50近くもの蒸溜所が復活の狼煙をあげているのです。
日本国内では影が薄いアイリッシュウイスキーですが、今後は要注目です。
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