特徴
ブレンドしたあとに更に一年の樽熟成の過程を経る「ダブルマリッジ製法」が特徴。たいへんまろやかで飲みやすい仕上がりになっています。
出来の悪いブレンデッドにありがちなトゲがなく、非常にまとまったウイスキー。
またスペイサイドのモルトがふんだんに使われているためか、甘くてフローラル香りが強めに感じます。
甘い香りに比して煙たさは少なく、どちらかというと食後向け。
ダークチョコレートなどをつまみにストレートでチビチビ飲むのに向いています。
ただ、サントリー角のように香りと味わいの「のび」が良く、水割りやハイボールにしても美味しいです。
由来
名前の由来はスコットランドの国鳥である雷鳥がラベルに示されていたことから。
もともとは別の名前だったそうですが、パブで「あの雷鳥の酒をくれ」と頼むようになったことから、「the famous grous(あの有名な雷鳥)」という名前になったとか。
そんな眉唾もののエピソードも、香りをかぎ、一口飲んでみれば、「なるほどそんな逸話があるのもウソには思えない」と思えるほどの素晴らしい完成度です。
キーモルト
ネットを散策してまとめた情報なので、参考程度に。
総評
このクオリティで1000円強は驚異。飲みやすいので、スコッチの入門にも向いていると思います。
値段との兼ね合いを含めて星5つ。オススメです!