WHITE HORSE(ホワイトホース)の特徴
有名なブレンデッド・スコッチ。1000円前後で購入できます。蜜のような甘い香りが特徴です。
WHITE HORSE(ホワイトホース)の味わい
キーモルトにアイラ・モルトのラガブーリンを使用しているらしく、はちみつのような香りの他に、ほのかにヨード香、またはタールのような香りがします。
味のほうは、バランタイン・ファイネスト(Ballantine Finest)を単純化して渋みを強くしたような印象です。
(個人的には、ちょっと苦手かな・・・)
味よりも香りを楽しむウイスキーとして、酒棚に入れておいて良いかもしれません。
WHITE HORSE(ホワイトホース)のいわれ
かの有名な映画監督、黒澤明が愛飲していたことでも有名。馬好きだからでしょうか。
三船敏郎と二人でボトル3本あけることもあったそうです。
近くの酒屋ではホワイトホースをダース単位で注文しており、「いくらなんでも個人の家でこんな高い輸入酒をダース単位で頼むわけないだろう」と、ミニチュアボトルで納品されたり、ビールを納品されたりと、引っ越し当初は苦労したそうです。
後日その利益もあってかその酒屋は大きく建て替え、黒澤明は「あの柱一本はホワイトホース何本分の利益かな?」と見積もって楽しんでいたそうです。
WHITE HORSE(ホワイトホース)の総評
ホワイトホースに使用されているモルト原酒の一部は下記の通り。
特にラガブーリンは、以前は蒸溜所にホワイトホースの看板がかかっていたくらい、ブレンドには欠かせないモルトです。
また、このホワイトホースは世界中にスコッチを広めた5大銘柄の一つで、
とあわせて「ビッグファイブ」と呼ばれているそうです。