I.W.ハーパーとは
I.W.ハーパーは、雑味の少ない洗練された味わいが特徴のプレミアムバーボンです。
ケンタッキー州で作られる、とうもろこし主体のウイスキー。
主原料はトウモロコシですが、使用量の割合は51%以上80%未満までと定められています。80%以上のトウモロコシを含むプラットヴァレーなどは、「コーン・ウイスキー」と呼ばれて区別されます。コーン・ウイスキーは熟成期間の縛りがないなど、バーボンに比べて格下扱いのようです。
バーボンの原料は、トウモロコシ以外にはライ麦・小麦・大麦などがあります。ライ主体で作られるワイルドターキー・ライなどは、「ライ・ウイスキー」といってこれまた区別されます。
いずれのウイスキーも、糖化にはスコッチ・ウイスキー同様に麦芽(モルト)を用い、酵母によってアルコール発酵させます。
ここまではスコットランドのグレーン・ウイスキーとほとんど変わらないようですが、決定的な違いは
という点でしょう。
ちなみに、ケンタッキー州にバーボンの蒸溜所が集中していることから、「バーボンの定義には、ケンタッキー州で蒸溜、熟成させること」という誤解が生まれているそうですが、事実と異なります。上述の製法さえ守れば、ケンタッキー州以外でバーボンを作ることも可能です。
また、バーボンのなかでも、テネシー州で作られ、サトウカエデ(メープル)の炭でろ過するチャコールメローイング工程を踏んだものは「テネシーウイスキー」と呼ぶことが許されています。
ワイルドターキーは、プレミアムクラスのバーボン。樽詰め度数や樽からの瓶詰め本数などにこだわりがあります。
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ヘブンヒルは、チャコールフィルターを施すバーボン。生産量が多く格安であることがよく知られています。
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メーカーズ・マークといえば、日本でもよく知られるプレミアムバーボン。手製のこだわりが特徴です。
ジェントルマン・ジャック(Gentleman Jack)とは、テネシーウイスキーJack Daniel’sがリリースしている、中~高価格帯のプレミアムバーボンの銘柄です。
続きを読む 【紳士的な口当たり】ジェントルマン・ジャック(Gentleman Jack)
ジャックダニエルシングルバレル(Jack Daniel’s Single Barrel)とは、テネシーウイスキーJack Daniel’sが限定250本でリリースした、中~高価格帯のシングルバレル(=シングルカスク)の銘柄です。
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ジャックダニエル シナトラセレクト(Jack Daniel’s Sinatra Select)とは、テネシーウイスキーJack Daniel’sがフランク・シナトラ生誕100年を祝って製造した限定ウイスキーです。
続きを読む 【友情】ジャックダニエル シナトラセレクト(Jack Daniel’s Sinatra Select)
1795創業の歴史がある、伝統のウイスキー。バーボンとして世界売上No.1だそうです。
バニラのような甘い香りがあり、トゲのない味わいで飲みやすいのが特徴。 続きを読む 【飲みやすい】Jim Beam White(ジム・ビーム・ホワイト)
バーボンの有名銘柄であるアーリータイムズのスタンダード。1860年から存在します。
禁酒法の時代には医療用ウイスキーとして適用が免除されました。
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