グレンモーレンジィ・ミルション(GLENMORANGIE MILSEAN)とは
グレンモーレンジィ・ミルション(GLENMORANGIE MILSEAN)は、ハイランド・モルトに分類されるスコッチウイスキー。内側をトースティングしたワイン樽で熟成させた銘柄です。
グレンモーレンジィ・ミルション(GLENMORANGIE MILSEAN)について
![グレンモーレンジィ・ミルションのフロントラベル。赤色がポップ。](/wp/wp-content/uploads/2016/07/glenmorangie-milsean-300x300.jpg)
グレンモーレンジィ・ミルション(GLENMORANGIE MILSEAN)は、さまざまな界隈にて、とにかく評価の高いシングルモルトグレンモーレンジィが出す、内側をトースティングしたワイン樽で熟成させた銘柄。
ワインが滴るようなフレッシュなワイン樽をトースティングすることでワインの糖分がキャラメライズされ、焼き菓子のような独特の甘い香りが生まれます。
ミルションとは、ゲール語で「甘いもの」や「お菓子」を意味し、イメージ戦略的にも非常にポップな仕上がりで表に出ています。
![グレンモーレンジィ・ミルションのクリアホルダー。可愛すぎて普段に使えない。](/wp/wp-content/uploads/2016/07/glenmorangie-milsean-bottle-clear-folder-300x300.jpg)
このグレンモーレンジィ・ミルションは、10年熟成させたグレンモーレンジィ・オリジナルをさらに、ワイン樽で二年追加熟成して作られています。
というと、グレンモーレンジィ・ラサンタやグレンモーレンジィ・キンタルバン、グレンモーレンジィ・ネクタードールと同じ系統の製法のようですが、熟成前にトースティングの工程を挟むのが変わった点です。
一般的にカスクフィニッシュは、シェリーならシェリーの貴重な染みこみ成分を引き出すためにトースティングせずに作られるのですが、これはあえてトースティングしてキャラメライズさせているのが特徴といえるでしょう。
グレンモーレンジィ・ミルション(GLENMORANGIE MILSEAN)の香りと味わい
![グレンモーレンジィのグラス。なんと6杯。ひとつ30mlとしても、大変な量です。](/wp/wp-content/uploads/2016/07/grenmorangie-glasses-300x300.jpg)
グレンモーレンジィ・ミルションは、香りからして独特。シナモン、フルーツ、バナナ、シュガーの香りがあります。
アルコール度数は46度あり、香り立ちも非常に立派。強めの度数ですので、強烈なエタノールにのってスイートな、というより甘やかな香りが開きます。
ちなみに、グレンモーレンジィ・ラサンタやグレンモーレンジィ・ネクタードール同様にこれもノンチルなので、樽出しに近い繊細で濃厚な味わいが楽しめます。
グレンモーレンジィ・ミルション(GLENMORANGIE MILSEAN)の総評
お菓子様の甘い香りが印象的な逸品。通常のグレンモーレンジィ・オリジナルも凄まじいクオリティですが、こちらも素晴らしいウイスキーです。オススメ!
(グレンモーレンジィ・ミルションはAmazonで販売されていないので、他の銘柄を以下にご紹介します。)