柿崎商店とは
柿崎商店とは、北海道の余市町にある魚屋を兼ねた定食屋です。竹鶴政孝やリタが食材を買いに来ていたことでも知られています。
柿崎商店について
柿崎商店は余市駅から徒歩で3分ほど。行き方は非常に簡単です。余市駅の目前の交差点のすぐ左手にあるので、まず迷いません。
柿崎商店の1階は魚屋、2階は定食屋という構成です。1階では新鮮な魚やイカ、貝などがあり、ここで竹鶴政孝やリタも商品を物色していたかと考えると非常に感慨深いものがあります。
リタの有名なエピソードに、イカの塩辛を仕込むさいは、イカの繊維に逆らうように切っていたので非常に歯切れの良いものができた、というものがありますが、その材料はここ柿崎商店でも買っていたのでしょう。
また竹鶴政孝の自伝では、自分の食い物の素材は自分で選ぶ。例えばイカは、透明で、白くなっていないものを選ぶ。それを調理させて食べる。といったことを書いていますが、おそらくそのイカを物色した店のひとつは、ここ柿崎商店だったのでしょう。
柿崎商店の竹鶴政孝定食
さて、そんな柿崎商店ですが、ここは余市町が提唱(?)している政孝&リタグルメの参加店なので、竹鶴政孝とリタにちなんだメニューがあります。
竹鶴政孝定食は1380円。カニ汁、焼き魚、刺し身、イクラ、たくあん、ノリがついています。多い。竹鶴政孝の好物をメニューにしたものだそうです。焼き魚は聞きなれない名前の魚でした。
刺し身は意外と新鮮さが不足している感がありますし、焼き魚も加熱時間が長すぎるのかちょっとボソボソ、たくあんは人工的な着色があり、竹鶴政孝だったら文句言いそうだなあという気がしますが、ともかく素晴らしいボリューム、旨みたっぷりのカニ汁にはノックアウトされます。これで1380円は安い。費用対効果は抜群です。
竹鶴政孝定食の下敷きの紙には、竹鶴政孝とリタにまつわる、ちょっとした豆知識が書いてあります。これだけでも一見の価値があります。
柿崎商店のまとめ
余市で非常にコストパフォーマンスが高いランチが食べられるお店。余市に旅行されたさいは、是非いちど訪問されてみてはいかがでしょうか。おすすめです!