余市駅とは
余市駅とは、北海道余市町にある、余市蒸溜所の目前に位置する駅です。
余市駅について
余市駅は、函館本線の駅のひとつ。小樽駅から3駅。
![この小さな二両編成でトコトコと向かう](/wp/wp-content/uploads/2016/10/trains-in-yoichi-station-1024x1024.jpg)
新千歳空港から快速エアポート号で70分ほどで小樽に着き、そこから余市に行くには、一度改札を出て紙の切符に買い換える必要があります。
2両編成のこじんまりとした電車に乗り換え、ゆったり進む電車で20分。
![余市駅の遠景。薄曇りの空がそこはかとなくスコットランド感を出している。](/wp/wp-content/uploads/2016/10/yoichi-station-side-1024x1024.jpg)
その右手の道がリタロードになります。
併設されるおみやげどころ、エルラプラザでは、塩辛などの海産物やウイスキー関連製品、果実を使ったアイスクリームなどを購入できます。おそらくここでしか手に入らないであろう、NHK朝ドラ「マッサン」の関連商品も多数おいてあります。
マッサンファンの方は外せない場所ですね。
![駅前交番までスコットランド風。](/wp/wp-content/uploads/2016/10/police-box-in-yoichi-1024x1024.jpg)
駅前には、スコットランド風の交番。少しくたびれているのが、たまらなく旅情を誘います。
目前には「ニッカ熊」と呼ばれる噴水オブジェ。
![余市駅前の「ニッカ熊」。ニッカウヰスキーの初代ウイスキーであるRareOldNikkaを模したボトルから水が吹き出す・](/wp/wp-content/uploads/2016/10/nikka-bear-1024x1024.jpg)
ニッカウヰスキーの代表竹鶴政孝は、一時期に子熊を二頭飼っていたと言われているので、それをもとに作られたものかもしれません。
そして、リタロードの説明書きも。
![ニッカ熊の隣には、リタロードの案内があります。](/wp/wp-content/uploads/2016/10/board-of-rita-road-1024x1024.jpg)
リタロードは、花壇などの整備がされており、北海道らしいまっすぐの道が美しく彩られています。
![リタロードに植えられたヒースが旅路を彩ります。](/wp/wp-content/uploads/2016/10/heath-in-rita-road-1024x1024.jpg)
そして駅の目前には、余市蒸溜所がそびえています。
![余市駅方面から見た余市蒸溜所。このときは午前中だったので、逆光に映える。](/wp/wp-content/uploads/2016/10/yoichi-destillery-front-from-yoichi-station-1024x1024.jpg)
周辺には、
などがあり、1キロ以上歩けば、
- ニッカウヰスキーに関する貴重な本を読める余市町図書館
- 竹鶴政孝が土地を買い取り公共化した余市運動公園
- 竹鶴政孝が名付け親になり、宴会などで使用した余市川沿いの宿「水明閣」
- 竹鶴政孝が名付け親になり、接待などで使用した鮎が食べられる宿「あゆ見荘」
- 竹鶴政孝とリタの墓
といった見どころがあります。小樽から20分、札幌から1時間30分。ウイスキーファンなら行かないわけには行かない聖地の一つ、是非尋ねてみてください。おすすめです!