宮城峡蒸溜所(ニッカウヰスキー仙台工場)の特徴
宮城峡蒸溜所とはニッカウヰスキー所有の蒸溜所の一つ。ローランド・タイプのモルト原酒、旧式の連続式蒸溜機であるカフェ式蒸溜器を用いた原酒製造が特徴。
宮城峡蒸溜所(ニッカウヰスキー仙台工場)の基礎知識
宮城峡蒸溜所は、ニッカ所有の蒸溜所としては北海道の余市蒸溜所に続き二つ目になります。
ここで作られるモルトは、シングルモルト宮城峡として販売されるほか、さまざまなブレンデッドの銘柄の原酒を製造しています。
単に原酒量を増やすというだけでなく、より良質なウイスキーを作るために作られています。
以下に歴史的な背景と、良質な原酒を生むための努力の詳細を述べます。
1968年の税制改正による品質競争時代へ
この時代、ウイスキーには
- 三級
- 二級
- 一級
- 特級
という、原酒含有率によって税率を定める、いわゆる級別制度がありました。
ところが、1968年の税制改正により、各級とも原酒の混和率が3%アップされたうえ、7%未満のものはウイスキーとしては製造できなくなったのです。
さらに、日本の高度経済成長を背景に消費の高級化と多様化が進んだために、高いウイスキーが売れるようになっただけでなく、ついに1971年、ウイスキーの貿易が自由化されることになりました。(とはいえ、1989年の級別制度廃止までは、ウイスキーにかかる関税は現在よりも圧倒的に高かったので、経済障壁は少なからずありました)
ともかく、こうした市場の高級化、多様化に合わせて、ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝は、とにかくスコッチ・ウイスキーに負けない高品質なウイスキーを作ることを目指しました。
対照的なモルト原酒のヴァッティングを目指して
もともとニッカウヰスキーの竹鶴政孝は、「複数の蒸溜所でのモルト原酒をヴァッティングできるのが理想」と考えていました。
単式蒸溜器(ポットスチル)で製造されるモルトウイスキーは、全く同じ原料を使っても、製造設備や貯蔵環境が異なれば、全く違う出来になります。こうした蒸溜所間のモルト原酒の差異をうまく掛けあわせることで、ウイスキーが抜群においしくなることがあるのです。
竹鶴政孝の自叙伝『ウイスキーと私』によると以下の記述があります。
自由化対策としては、日本のウイスキーの品質をよくすることしかない、スコッチに負けないウイスキーをつくればよいのだ、という私の主張にそって、つぎつぎとその準備を進めた。
カフェ式蒸溜器を導入してカフェ・グレーンをつくることにしたのもそのためであった。その後に残っている最後の方法は、ローランド・タイプの原酒を作ることであった。スコットランドで言えば、ローランド地区の蒸溜所からできる原酒である。その原酒を北のタイプ”余市モルト”とブレンドすることであった。
その理想に近づけるため、私は仙台郊外の広瀬川上流に、ローランドタイプの原酒づくりにぴったりの土地を見つけた。
(中略)
北の余市のモルト(原酒)はハイランド・タイプであり、南の仙台工場で育っているモルト(原酒)はローランド・タイプである。この両者をブレンドすると、さらにうまいウイスキーが出来るのである。
引用元:竹鶴政孝著 『私とウイスキー』 NHK出版 122-123P
※リンクは管理人が付与。
また、竹鶴政孝の生涯を描いた『ヒゲのウイスキー誕生す』では、キャンベルタウンのヘーゼルバーン蒸溜所で竹鶴政孝がブレンディングの技術を学んだ際に触れた、モルト原酒のブレンドの神秘について、下記のように述べられています。
一般にモルトウイスキーは癖が強い。それでも、ハイランド各地のものは、それぞれ重厚さのなかにも輝きがあった。だから、慣れるとブレンディド・ウイスキーより格段に旨い。ところがキャンベルタウンのものは、香りと言ったら思わず鼻をつまみたくなるほどなのである。だが不思議なことに、キャンベルタウンのものとハイランドのものを混合(ヴァッティング)すると、見違えるように旨くなる。なぜだか解らないが、ともかく驚くほど旨くなるのである。それをさらにグレイン・ウイスキーとブレンドし、マッキー社では<ホワイト・ホース>として発売する。
引用元:川又一英著 『ヒゲのウヰスキー誕生す』 新潮文庫版 138P
※リンクは管理人が付与。
なお上記作品は竹鶴政孝本人の著述ではなく、あくまで川又一英氏の著作であり、資料としての価値には全幅の信頼をおけるものではありませんが、先述の『ウイスキーと私』における竹鶴政孝自身の述懐に照らし合わせれば、概ね間違いはないと考えてよいでしょう。
宮城峡蒸溜所の特徴
宮城峡蒸溜所の特徴は、なんといっても、
- ローランドタイプのモルト原酒を製造していること
- カフェ式蒸溜器が稼働していること
の2点でしょう。下記にそれぞれ詳説しています。
ローランド・タイプの原酒製造所としての宮城峡蒸溜所
何が違うかと申しますと、単式蒸溜器(ポットスチル)の形です。わかりやすく、ハイランド・タイプの余市と比較表を作ってみました。
蒸溜所 | ポットスチルの形 | ラインアームの向き | 加熱方式 | モルト原酒の特徴 |
余市蒸溜所 | ストレートヘッド型 | 下向き | 石炭による直火 | ヘヴィで力強い |
宮城峡蒸溜所 | バルジ型(ボール型) | 上向き | 蒸気による間接加熱 | ライトで繊細 |
ポットスチルとラインアームの向き、加熱方式が原酒に影響を与える理屈を簡単に説明します。(そのうち、別途ページを新設して詳説したいと思います)
まずポットスチルの形から。
余市蒸溜所が採用しているストレートヘッド型は、表面積が小さく、また蒸溜した成分が滞留しにくい形になっています。ゆえに、アルコール以外の成分が直接ラインアームに届きやすく、様々な成分を含んだヘヴィな原酒になりやすいという特徴があります。
対して宮城峡蒸溜所が採用しているバルジ型は、表面積が大きく、また蒸溜した成分が滞留しやすい形になっています。ゆえに、アルコール以外の成分がラインアームに届きにくく、不純物の含有量が少ないライトな原酒になりやすいといえます。
次にラインアームの向きが有む差異について。
余市蒸溜所が採用しているポットスチルのラインアームは下向き。下向きだと、一度ラインアーム内に入った蒸気は逆流しにくく、ゆえにさまざまな成分を含んだまま冷却器に到達しやすいため、ヘヴィな原酒になりやすいという特徴があります。
対して宮城峡蒸溜所が採用しているポットスチルのラインアームは上向き。上向きだと、一度ラインアーム内に到達した蒸気も、ラインアームの内側を伝って逆流しやすく、その過程で不純物がポットスチルに戻る割合が増えるため、不純物の含有量が少ないライトな原酒になりやすいといえます。
最後に、加熱方式の差異について。
余市蒸溜所が採用している加熱方式は石炭による直火。直火であるため熱ムラが発生しやすく、沸点がアルコールより高いものまで蒸気のなかに含めやすいので、さまざまな成分が含まれたヘヴィな原酒になりやすいという特徴があります。
対して宮城峡蒸溜所が採用している加熱方式はスチームによる間接加熱。スチームによる間接加熱であるため熱ムラが発生しにくく、不純物が蒸気の中に含まれにくいので、ライトな原酒になりやすいという特徴があります。
こうした差異によって、ハイランド・タイプとローランド・タイプでそれぞれ好対照なモルトがつくられ、それらが混合(ヴァッティング)されることで香りや味わいの幅が広がり、製品としてのウイスキーのクオリティが格段に上がるというわけです。
次は、宮城峡蒸溜所が誇るカフェグレーンのご紹介です。
カフェ式蒸溜器が生むリッチなグレーン・ウイスキー
当サイトの管理人は、ニッカウヰスキー社の圧倒的な競合優位性としてあるのが、このカフェ式蒸溜器の存在だと思っています。(最近、サントリー社も小さめのカフェ式連続式蒸溜機を導入したそうですので、覆る可能性も存分にあると思います)
本来、連続蒸溜機というものは、アルコールを効率的に蒸溜抽出するために発明されたものであって、もろみの旨さを残す観点では作られていません。ゆえに、イーニアス・コフィが制作してパテント(特許)を取得した「カフェ式蒸溜器」より以後に開発された、改良版の新式連続式蒸溜機では、
- クリアなアルコールが
- 少ないロスで
- 簡単な操作で作られる
ということで、カフェ式蒸溜器に代わって、こちらが一般的になりました。
ところが、竹鶴政孝がグレーン・ウイスキー製造のために連続式蒸溜器の導入を検討した際は、すでに一般的だった新式の連続式蒸溜機ではなく、既に旧式になっていたカフェ式蒸溜機をあえて選択します。
当時のニッカウヰスキーがほしいのは、純粋なアルコールではなく、ブレンドに映える旨いグレーン・ウイスキー。ゆえに竹鶴政孝は、操作は難しいものの、もろみ成分が残った旨味のある原酒が作られるカフェ式蒸溜器の導入を選択するのです。
竹鶴政孝の本物志向は大変なもので、息子である威の反対を押し切り、計器まで英国の計測値(日本の計器会社に依頼することも可能だったらしい)だったため、導入には混迷を極めたそうです。
ともあれ、このカフェ式蒸溜器のおかげで、グレーン・ウイスキーとしては類を見ない、独特な甘い香りをもったリッチなグレーン・ウイスキーが製造できるようになったのです。
カフェ式蒸溜器を用いた原酒のみでつくられる、商品としてのカフェグレーン、カフェモルトそれぞれのクオリティもさることながら、カフェグレーンを原酒に利用したスーパーニッカやブラックニッカスペシャルのコストパフォーマンスといったら、とんでもないです。
1963年の導入当初は、経営的な問題でグループ会社である朝日酒造の西宮工場に設置されました。1999年に宮城峡蒸溜所に移設されて以来、今でも宮城峡蒸溜所でカフェ式蒸溜器が稼働しています。
宮城峡蒸溜所のあゆみ
こうした背景で作られた宮城峡蒸溜所の歴史をかいつまんで表形式で記載します。
西暦 | 出来事 |
1967 | 宮城峡蒸溜所の土地を決定 |
1969 | 宮城峡蒸溜所の完成 |
1972 | 宮城峡のモルト原酒で作った初のウイスキー「ノースランド(NORTHLAND)」を発表 |
1989 | シングルモルト仙台宮城峡12年、シングルモルト余市12年の発売 |
1999 | カフェ式蒸溜器を(元朝日酒造所有)西宮工場から仙台工場(宮城峡蒸溜所)へ移設 |
宮城峡蒸溜所の見学旅行
宮城峡への見学旅行は、2016-05-21から23まで。転職時の有給消化期間を用いた旅行です。さいわい現地に友人がいたため、宿や交通手段の手配などを手伝ってくれて大変助かりました。
宮城峡近辺の宿の確保
宮城峡蒸溜所は、宮城県の保養地として知られる「作並温泉」地域に隣接しており、遠方から宿をとって蒸溜所に向かう際は作並温泉の旅館を使うのも一案です。(仙台に宿を借りて、蒸溜所には電車で向かうのもアリだと思います。)
今回わたしが利用したのは、「かたくりの宿」という温泉旅館。手頃な値段で泊まれるうえ、宿泊者は無料で蒸溜所まで送迎してくれます。これは大変うれしいサービスです。
ちなみに、作並温泉周辺には気軽に飲み食いできるお店は徒歩圏内にはなかなか見つからないので、朝夕のお食事は旅館に頼まれることをおすすめします。
見学申し込み
蒸溜所の見学申し込み入り口まで車で送ってくれますが、道中からも冷却器やスチーム間接加熱用の燃料用油保管設備と思われるものが数多く見え、否応にもテンションが上がります。
車でおろしてくれる場所の目前にある見学申し込み所で、簡単に見学希望のチェックインを済ませます。日曜でしたので混雑するのはと思っていましたが、問題なく見学できました。
思うに、多人数での予約には枠があるように、少人数で来る当日予約者向けの枠があるのでしょう。よって、少人数での参加であれば、人数制限によって締め切られることはほとんどないと思います。
(当日の飛び入り参加が不安な場合は、最終便の3時半よりいくつか前の便、例えば13時ころの段階で参加しておくと安心です。)
待ち合わせ室にも、貴重な所蔵品や歴史年表などがあり、待っている間もしっかり楽しめます。
キルンとカフェ式蒸溜器
見学の最初は麦芽乾燥塔のキルンから。といっても今は使われておらず、その特徴的なパゴダ屋根を蒸溜所のシンボルとして残すまでです。
連続式機については簡単に説明で触れるのみで、内部の見学はなし。至極残念です。
生前の竹鶴政孝は「カフェ式蒸溜器は、わしが良いというまで人に見せるな」と発言していたらしい(ソースは、記憶が曖昧ですがウイスキーワールドの竹鶴威氏へのインタビューだった気がします)ですし、盟友であり競合であるサントリー社が小型のカフェ式蒸溜機を新設しているそうですので、そこにむけた警戒もあるのでしょう。
麦芽の乾燥と保管
次は、麦芽保管庫(サイロ)の説明。竹鶴ノートや各種ウイスキー関連本を読んでウイスキーの製造工程や設備一式をさらっているつもりでしたが、この設備は初めて耳にしました。
ようは乾燥させた麦芽を保存する塔とのこと。このサイロを含む塔は糖化を行う建物までパイプでつながっており、簡単に糖化槽まで麦芽を送れるようになっているそうです。
糖化からアルコール発酵
糖化槽(マッシュタン)は小さな天窓があり、中身を確認出来るようになっています。蒸溜所全体を定量的に管理している中央制御室というところもありましたが、そちらは撮影禁止。
以前、バカルディのラム工場を紹介する番組を見たことがありましたが、その時に見たハイテクなシステムと全く同じようなものに見受けられました。
発酵槽(ウォッシュバック)には槽の温度調節用の蛇管(ジャケット)があり、中央制御室の操作によって簡単に温度管理できるようになっています。
ここでは生ぬるい空気のなかに日本酒のようなアルコール発酵臭が立ち込めており、「蒸溜酒の工場といっても、アルコール発酵させるところは酒蔵とそうかわらないんだな」と変に感嘆したものです。
(日本酒の場合は並行複発酵なので、糖化とアルコール発酵を同じ槽でやるという決定的な違いはありますが)
宮城峡の単式蒸溜器(ポットスチル)
メインディッシュ(?)の単式蒸溜器の塔に入ると、もうもうとした熱気と、酵母が生きているヴァイツェン(白)ビールの香り、焼きたてのパンの香り、つまり酵母とほのかなアルコールの香りが立ち込めています。
単式蒸溜器(ポットスチル)の塔のイメージは、勝手に「強いアルコールの香りがむんむんと充満している」ものだと想像していましたが、「日本酒で言うところの生生(加熱殺菌なしで酵母が生きている酒)の状態のビールを煮沸している香り」といった表現の方が適切に思います。
また宮城峡蒸溜所の単式蒸溜器(ポットスチル)は想像よりかなり大きく、存在感に圧倒されましたが、事前に調べていた通り、やはりバルジ型で上向きで安心しました。ただし、温度調整用と思われる蛇管、各種センサー類など、やはり竹鶴ノートなどでイメージしているものよりもずっと複雑になっているところは驚きました。こういうものは、本で読むだけでなく、百聞は一見にしかず、やはり実際に目で見ることでわかるものですね。
貯蔵庫
貯蔵庫では、実際に貯蔵されている樽の状態を見ることができます。暗く、ほどよく湿気を含んでいることがわかります。天井にはカビなのか建材なのか、白黒のフワフワしたもので覆われています。
そうした貯蔵庫内部をじっくり観察できるほか、チャー(樽の内面を焼却することで、樽成分の滲出や、樽内面の炭化による濾過効果を引き出すこと)された樽のサンプルや、樽熟成の経過年数による香りの差異を体験できるサンプル、シェリーバット樽やホグスヘッドといった各種の樽のサンプルなど、大変充実した見ものがあります。
試飲所と売店
試飲所では、三種類のウイスキーが無料でテイスティングできます。諸事情によって銘柄は変動するようで、今回は、
の三点でした。(シングルモルト宮城峡がないのには驚きました。)
なお、それぞれのテイスティングの内容は、リンク先の記事で詳細に記載しているので、もし興味をお持ちの方は是非ご覧ください。
試飲所には無料と有料があり、ツアー参加者のみ無料試飲が可能です。有料試飲所は、格安でニッカウヰスキーの銘柄を試すことができ、大変お得です。
なかには、終売になってしまって今やなかなか手に入らない銘柄もラインナップにあるので、「ニッカのあの酒を飲むまでは死ねない!」という方は一度足を運んでみると良いかもしれません。
なお、香りだけをテストできるスペースもあるので、そこは非常におすすめです。
売店は、宮城峡蒸溜所限定の貴重な銘柄が多数あり、購買欲が跳ね上がるので注意が必要です。一方で、宮城峡蒸溜所限定の商品は、生産量が少ないためか、それなりに高価なものが多く、私も大した種類は買えませんでした。
限定商品はたくさんありますが、手軽に手に入るものでおすすめは「MIYAGIKYO DISTILLERY ORIGINAL」です。700mlが2000円強で購入できます。
おみやげには、フロム・ザ・バレル(FROM THE BARREL)を小分け詰めした「樽出し51度」の絵柄シリーズが可愛らしくて良いなと思いました。
他にも、樽型の缶に入ったお菓子や、ウイスキーを使ったチョコレート、大日本果汁時代を思わすリンゴジュースやアップルワインなどがありました。見るだけでも楽しめるラインナップです。
宮城峡蒸溜所のまとめ
宮城峡蒸溜所について、情熱に任せて思うところを書き連ねただけのまとまりのない記事になってしまいました。「シングルモルト宮城峡」の銘柄については別途テイスティングレビューしたこちらの記事をご覧ください。とにかく、宮城峡蒸溜所は、ジャパニーズ・ウイスキー好きなら、行って損しない素晴らしい場所です。おすすめ!
宮城峡蒸溜所の基礎情報
名称 | ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸溜所 |
創業 | 1969年 |
所有者 | ニッカウヰスキー株式会社 |
HP | 宮城峡蒸溜所 | NIKKA WHISKY – ニッカウヰスキー |
設備 | ポットスチル8基。スチーム間接加熱。 カフェスチルあり。 |
特記事項 | カフェスチル。 ヘヴィな余市と対になるライトな原酒。 |
住所 | 〒989-3433 宮城県仙台市青葉区ニッカ1番地 |
アクセス | 作並駅からの無料シャトルバス(土日祝) 作並駅から市営バスで作並温泉行き「ニッカ橋」下車 |
2020-09-24追記
宮城峡蒸溜所のオフィシャル紹介動画が公開されました。ニッカウヰスキーさんは真面目にコツコツ良いお酒を作られる職人気質の生真面目さの印象が強いのですが、この映像では都会的なスタイリッシュさが全面に押し出されていおり興味深いです。おそらく、「竹鶴ノート」から歴史が始まっていること、その計算されつくした科学的な美しさと自然の調和がテーマになっているのだと感じました。(明滅表現があるのでフラッシュが苦手な方はご注意ください)