リタハウスの前面。RITAとあるが、おそらく近年につけられた看板。

リタハウス(旧研究室)

リタハウス(旧研究室)とは

リタハウス(旧研究室)は、北海道の余市蒸留所内にある施設。以前はブレンディングを研究する場所として利用されていました。

リタハウス(旧研究室)について

リタハウスの前面。RITAとあるが、おそらく近年につけられた看板。
リタハウスの前面。RITAとあるが、おそらく近年につけられた看板。

リタハウスという名前は明らかにリタ・竹鶴にちなんでいると思われます。ただ以前は研究室として使われていたとあり、なぜリタにちなむのだろう?と思うのですが、一時期この建物はアフタヌーンティーを楽しめる施設として解放されていたそうで、おそらくその時にそうした名前がつけられたのでしょう。

現在は、耐震性の観点から危険があるとのことで内部に入ることができません。ここでアフタヌーンティーを飲んでみたかったものですが、残念です。

さて、リタハウスは、アフタヌーンティーを楽しむ場所というよりは研究室(ブレンダー室)としての機能が長いはずで、ここリタハウスの中でさまざまな銘柄が生み出されました。ニッカウヰスキーの初代のRare Old Nikkaや丸びんニッキー、ブラックニッカシリーズやスーパーニッカなど、数々の名ブレンドのゆりかごでもあるのです。ファンにはたまらない建物だと言えるでしょう。

さて、そもそもこのリタハウスはいつごろできたのかというと、なんと余市蒸留所ができる前からあったと言われています。余市蒸留所は、もともと但馬八十次という地主の土地だったのですが、リタハウスはその人の住宅だったのです。

リタハウスの横からの外見。およそ100年前からある建物とは思えない、しっかりとした造り。
リタハウスの横からの外見。およそ100年前からある建物とは思えない、しっかりとした造り。

余市蒸留所、もといニッカウヰスキー北海道工場は、大日本果汁株式会社の事務所兼工場として誕生したのですが、それは1934年のできごとです。このリタハウスはそれ以前からあったわけですから、およそ100年ちかく、この場所に佇んでいることがわかります。歴史を体現した建物です。内部に入る機会が無いのが残念です。

リタハウスは、ウイスキーファンでなくとも、歴史にロマンを感じるひとならひとしく楽しめる建物です。余市蒸留所に行ったらじっくり見てみてください。おすすめです!

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