【保存版】ウイスキーのおすすめ10選

おすすめの前に、そもそもウイスキーの種類について

ひとくちにウイスキーと言っても、いろいろな種類があります。

分類の仕方ひとつとって見ても、

  • 生産地別(スコッチ、アイルランド、カナディアン、アメリカン、ジャパニーズ…)
  • 原料別(モルト、グレーン、コーン、ライ…)
  • 混合方法別(ブレンデッド、シングルモルト、ヴァテッド、シングルカスク、ダブルマリッジ…)

などいろいろあります。

この記事では、味わい、香り左右する軸として、

大きく

  • シングルモルト
  • グレーンウイスキー
  • ブレンデッド

の3つの観点で分類したいと思います。…と詳細に入るさらに前に、いまの時期のオススメをご紹介。

今の時期(2017年初頭)のオススメ

なんといっても、ブラックニッカ・ブレンダーズスピリットでしょう。これはブラックニッカシリーズ60周年を記念してリリースされた限定銘柄で、1954年蒸留の貴重な原酒も使われており、素晴らしい味わいです。ボトル一万円はくだらないクオリティだと思います。

そんな貴重な限定銘柄が、ネットで3000円前後で買えるのです。ちょっとどうかしています。私もケース買いしましたので、すぐに在庫が尽きると思われますので、今買うしかないです。おすすめ。

次いでおすすめなのが、かの有名なジョニー・ウォーカーシリーズの最新作、グリーンラベル15年です。

ブレンデッドモルトと呼ばれる、複数の蒸溜所のモルト原酒のみをブレンドした非常に贅沢な銘柄です。同じくブレンデッドモルトのシーバスリーガル・アルティスに比べて3分の1程度の価格でほぼ同レベルの味わいが楽しめる、非常にオトクな銘柄です。

次におすすめするのは、スコットランド最古の公認蒸留所であるザ・グレンリベット蒸留所が満を持してリリースした新銘柄、ザ・グレンリベット・ファウンダーズリザーブです。ライトな柑橘様の香りが特徴で、こちらも4000円前後で買えるのが驚きの銘柄です。

シングルモルトウイスキーのおすすめ

シングルモルトウイスキーの特徴は、「複数の蒸留所からの酒をブレンドせず、1つの蒸留所から採取されたウイスキーのみで作る」といった点です。

シングルモルトでよくある誤解は、「樽からそのまま詰められたもの」というものです。実際はそうではなく、シングルモルトといわれるウイスキーは、ひとつの蒸留所内の複数の樽酒を混合して作られます。

ひとつの樽から出したものは「シングルカスク」と呼ばれ、厳密に区別されます。シングルカスクは、樽の個性がそのまま出るので、ひとつひとつに異なった味わいがあり、好き者の心を捉えてやみません。

なかでも、通常は加水されて40~45度に調整されるものを、あえて加水せずに「樽出しストレート」にしたものは、「カスクストレングス」と呼ばれ、さらに区別されます。

こうした特徴から、カスクストレングスには、瓶によって度数が異なるというおもしろい特徴があります。「ニューポット」または「ニューメイク」と呼ばれる熟成に使う原酒の度数や、樽材の個性による天使の分け前分(蒸発分)の差異などによって、樽ごとに異なる度数になるのです。

さて、長くなってしまいましたが、シングルモルトの中でもカスクストレングスは品質が良くも悪くも安定せず、どちらかというと初心者よりは上級者におすすめするものです。

ですから、初心者の方にはシングルカスクでない一般的なシングルモルトをおすすめします。

シングルモルトのロールスロイス、マッカラン

銘柄でいうと、まずおすすめするのはマッカランです。

マッカランはシングルモルトのロールスロイスと呼ばれ、定番のひとつ。シェリー樽熟成による気品のある香味が特徴とされています。

シングルモルトの強い旨味と飲みやすさが両立しており、初心者にもオススメです。

350mlの瓶で2~3000円程度と、多少値が張りますが、凡百の安ウイスキーに散財するよりは価値ある買い物になることを保証します。

 

アイラモルトの女王と呼ばれる、ボウモア

次におすすめするのは、アイラモルトの女王と呼ばれるボウモアです。

ボウモアは、大麦を乾燥させるためのピート(泥炭)由来の香味を特徴とするアイラウイスキーを代表する蒸留所の1つ。

8つあるアイラの蒸留所の中でちょうど真ん中あたりに位置し、非常にバランスのとれた味わいです。

牡蠣に垂らして食べるのが通だとか。知り合いにも、ボウモアの牡蠣の味を知ってからボウモアしか飲まないというものがおります。

アイラ島でも南側に位置する蒸留所には、強烈なピート香をもつラフロイグアードベッグなど、特徴的な香味を持つものがありますので、ボウモアのあとはぜひそうした尖ったウイスキーを試してみましょう。

 

グレーンウイスキーのおすすめ

グレーン・ウイスキーは、トウモロコシなどの穀物を主原料とするウイスキーです。

(とはいえ糖化のためにモルト(麦芽)を入れるので、グレーン・ウイスキーといってもモルトを使っていないわけではありません。)

シングルモルトウイスキーに比したグレーンウイスキーの特徴は、味わいがライト(軽い)であることです。

ゆえに、グレーンウイスキーはサイレント・スピリッツ(静かな蒸留酒)、大してモルトウイスキーはラウド・スピリッツ(声の大きい蒸留酒)と呼ばれます。

グレーンウイスキーが作られている代表的な地域は、アメリカのケンタッキー州です。

同州で作られるグレーン・ウイスキーは、独立戦争の時にアメリカに味方したフランスのブルボン朝に名前をもらい、「バーボン」と呼称されるようになりました。

初心者に適したバーボン、Jim Beam

さて、そのバーボンの中でもオススメはジム・ビーム(JimBeam)です。最近SUNTORY社がM&Aしたことでも話題になったお酒です。バニラやキャラメルのような香りが特徴で、初心者に飲みやすいバーボンです。

他にもアーリータイムスやフォアローゼス、ワイルド・ターキー、メイカーズマークなど、定番と呼ばれるバーボンは多数ありますので、是非試してください。

なおアメリカで作られるウイスキーの多くはアイルランドの流れを汲んでおり、「whisky」ではなく「whiskey」と表記されます。(スコットランド移民が作ったバーボンもあり、それらはwhiskyと表記されます)

また「バーボン」の定義には「内側を焦がしたホワイトオークの新樽を使って貯蔵すること」という取り決めがあり、それゆえに大量の使用済み樽ができ、それがスコットランドで貯蔵ダルに使われるという樽の流れを生んでいるのも面白いところです。

ちなみに、テネシーで作られるグレーンウイスキーにも傑作があります。

アメリカの大衆文化に影響を与え続けるJack Daniels

厳密にはバーボンではなく、テネシー・ウイスキーに分類され、チャコールで濾過することによるなめらかな味わいが特徴のJack Danielsです。

アメリカで「ちょっと良い酒」の代名詞として歴史があるため、映画や文学などでも取り上げられることが多いウイスキーで、こちらもオススメです。

ブレンデッドウイスキーのおすすめ

ブレンデッドウイスキーの特徴は、何より飲みやすさにあります。

さきほど書いた「ラウド・スピリッツ」と「サイレント・スピリッツ」が程よい具合にブレンドされることで、非常に完成度の高いウイスキーを作ることに成功しています。

一般的には、モルト原酒3に対してグレーン原酒7の比率で混合されます。

初心者の方にオススメするのに最も無難なウイスキーでもありますので、「何から飲めばよいかわからない」という方はぜひ、まず下記のブレンデッドウイスキーを試してみましょう。

初心者向けにブレンドされた、絵柄も親しみやすいBlack & White

初心者向けのブレンドというだけあって飲みやすさにかけてはズバ抜けたBlack & White。黒白のテリアの絵柄もかわいいですね。

酒類専門量販店にいけば比較的みつかりやすい銘柄なので是非、探してみてください。

販売数一位、粋なラベルが代名詞のジョニーウォーカー

ステッキを持って颯爽と歩く紳士の絵柄が特徴的なジョニーウォーカー。

色によってグレードが分けられておりますが、特に黒ラベルは「贅沢なお酒」として日本を始めとしたアジア各国でも有名です。

スコッチのプリンスとして完成度の高さを誇るシーバスリーガル

「アイラモルトの女王」といえばボウモアですが、「スコッチのプリンス」といえばシーバスリーガル(Chivas Regal)。100年以上愛される完成度。スペイサイドの銘酒ストラスアイラをキーモルトにしたスイートな香りとドライかつクリーミィな味わいが特徴です。

ラベルがダサいのは気のせいです。

ダブルマリッジによる調和のとれた味わい、ザ・フェイマスグラウス

スコットランドの国鳥である「雷鳥(グラウス)」がトレードマークの「ザ・フェイマスグラウス」。

熟成済みの原酒をブレンドしたあと、再度樽内で熟成させる「ダブルマリッジ製法」が特徴。

スパイス香とほのかな甘味が素晴らしい完成度です。

CP高く、村上春樹にも出てくるカティサーク

帆船をモチーフにしたカティサーク。ピート香や燻製香がすくなく飲みやすさは白眉。日本でもかなり入手しやすい部類に入ります。

村上春樹の作品『ねじまき島クロニクル』に出てきたことでにわかに知名度が上がりました。

 

ウイスキーのおすすめをまとめると

長々と書きましたが、むりやり三行にまとめると、

  • まずはブレンデッドから
  • シングルモルトなら定番のマッカランやボウモアを
  • グレーンなら定番のJim BeamやJack Danielsを

といった具合です。

こうした基本的なところを抑えたら、日本のウイスキーやカナダのウイスキーなど、様々な酒類を試してみましょう!

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