当ウイスキーブログについて

当ブログにアクセスいただきありがとうございます。このブログは特に目的もなく、日々口にしたウイスキーや学んだ知識を記録していくものです。

ウイスキーの銘柄だけでなく、その背景や歴史、蒸留所の情報などについてもできるだけ詳しく紹介したいと思っています。当ブログを通じて、ウイスキーが好きな人が少しでも増えて、ウイスキー文化や市場が成長していく手助けになれれば幸いです。

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そもそもウイスキーとは

酒は飲み手、語り手の数だけ無限の側面を持っていると思います。ウイスキーとは何なのでしょうか。私はウイスキーとは「飲む香水」であると思います。

香水がアルコールに香りを溶け込ませるように、香味成分はアルコールに溶け込む性質があります。雄大な時間を経て、およそ40~60度のアルコール度数の液体の中に、原料である穀物、貯蔵する樽、樽貯蔵庫に吹き込む風土をからなる香りを閉じ込めたものがウイスキーなのです。

ウイスキーの語源

ワインや日本酒、ビールなど、糖分を酵母によってアルコール発酵させた状態のお酒は醸造酒と言われますが、それを蒸留してアルコールを強化したもの、つまりワインにおけるブランデー、日本酒における米焼酎、ビールにおけるウイスキーが蒸留酒と言われます。

醸造酒と蒸留酒の大きな違いはアルコール度数の違いです。アルコール度数が高くなることで、腐敗しなくなり、さらに消毒の機能を有しました。

蒸留という技術はもともと古代メソポタミアからあったそうですが、ペストなどの伝染病が蔓延する中世において、腐らず消毒ができる奇跡の水、「生命の水(アクア-ヴィテ)」として、錬金術の発達に育まれる形で発展しました。

今でもヨーロッパで飲まれる蒸留酒の名前には、生命の水を語源とするものが残っています。例えば、スカンジナヴィア半島でジャガイモを原料として作られる蒸留酒は「アクアヴィット」、ロシアで主に穀物を原料として炭濾過して作られるクリアな蒸留酒は「ヴォトカ」と言われますが、これらはすべて「生命の水」を語源としています。

そうした中でも、アイルランドやスコットランドなどのゲール語圏で作られていたウシュクベーハー(=生命の水)なる蒸留酒が、19世紀に樽熟成という文化的変革を遂げ、現在よく知られるウイスキーとなりました。

ウイスキーと樽

ウイスキーは今でこそ、樽熟成された蒸留酒、ブラウンスピリッツとして知られていますが、樽熟成の歴史は長くありません。19世紀後半、税吏から密造したウイスキーを隠すために樽に詰めて放っておいたところ、驚くほど美味しくなっていたという偶然の発見によって見つかったと言われています。

つまりそれまでは、ウォッカやアクアヴィット、米焼酎と同じく透明なお酒だったのです。もっとも、赤ワインやシェリー酒など、樽熟成によってアルコールが熟成することは当時すでにスコットランドやイングランドの上流階級では既に知られていたことでしょうから、偶然ではなかったかもしれません。

また19世紀当時、イングランドはシェリー酒の一大消費地であり、スペインからシェリー輸送用の樽が山ほど余っていたことも、ウイスキーのブラウンスピリッツ化に拍車をかけたのでしょう。

ウイスキー銘柄の地域別索引

ウイスキーは自然が育むものですから、産地を知ることでより深く味わえます。スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、そして日本が「5大ウイスキー産地」に数えられます。こちらでは、産地別にウイスキーをご紹介しています。

その他の分類

ご紹介しているウイスキーは、ブレンデッド・スコッチ・ウイスキーが主体ですが、これから徐々にシングルモルト銘柄のご紹介も進めていきたいと思います。

また著者は竹鶴政孝の大ファンで、最近は余市蒸留所に旅行して、ニッカウヰスキーのご紹介が多くなっています。

飲み方はもっぱらストレートと大量のチェイサー、せいぜいウイスキーと水を一対一にしたトゥワイスアップでまでで、凝った飲み方はしないので、その前提でお読みください。

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